『お客様目線が大事』・・・大事なのはわかるけど、じゃあ、いったいどうすればその『お客様目線』がわかるようになるの?

 『お客様目線』とは、「お客様が何を考えているのか」を予想することでも想像することでもありません。

 実は、お客様目線を知る方法とは、とってもシンプルなことなのです。

 まずは、この本で紹介されている事例を、一つ引用して紹介します。(若干、文章を短くするための編集しています。)

 京都のある喫茶店での事例。
 このお店で一番売れているのは名物のタマゴサンドでした。
 そこで、このお店の店主は、名物のタマゴサンドをもっと売るために、広告を打つことを考えました。

 広告を打つ前に、タマゴサンドの魅力についてアンケートをとってみたのですが・・・。
 そのアンケートによって店主が知ったのは、意外なことでした。
 お客様がわざわざこのお店にやって来る理由は、圧倒的に「このお店の雰囲気が良くて落ち着く」とか「長居しやすい」と言った理由だったのです。

 タマゴサンドが売れているのは、メニューに大きくあるからそれを注文しているだけ。つまり、タマゴサンド目当てで来ているわけではなかったのです。

 そこで店主は方向転換し、“安らぐ空間”というお店の雰囲気を前面に出した広告を打ちました。
 結果、お店に来るお客様は、それまでの3倍にまで増加したといいます。

 いかがでしょうか?

 アンケートを取らずに、タマゴサンドの魅力を打ち出した広告を打っていたら、これほどのお客様の増加は得られなかったかもしれません。

 ・・・・お客様に聞いてみるって大切なことですよね。

 繰り返しになりますが、大切なことはお客様が何を考えているかは、売り手が予想したり、想像することではありません。ただ素直にお客様の話を聞いて、それを実現しようと努力するだけです。

『顧客視点は仕組みで生み出せる お客様目線のつくりかた』 著者 販促コンサルタント 岡本達彦。

 この本では、お客様に選ばれる商売の成功を導く『お客様目線』を知る手法が解説されています。

 その方法は、お客様に質問すること。
 しかも、その質問は、たった『5つの質問』です。
 この『5つの質問』は、著者が『販促アンケート』と呼んでいる、『お客様に最低限聞くべき5つの質問』です。
 そのたった『5つの質問』をお客様に質問することで、今までどんなに一生懸命予測しても想像してもわからなかった『お客様目線』を知ることが出来ます。
 ・・・となると、広告の作り方も今までとはガラリと違ってきますよね。

 追伸
 あなたの“ご商売の強み”とは何ですか?
 その“強み”も、実は意外と自分では気が付かないことが多いのです。
 この書籍で解説されている『5つの質問』をお客様に聞いてみることで、お客様目線の“あなたの強み”に気づくことが出来ます。
 お客様目線の強みに気づけば、もう無理に、弱点を克服しようと涙ぐましい努力をする必要がなくなりますよ。

 では、この本との出会いが、あなたのご商売が繁盛するきっかけになりますように。

『顧客視点は仕組みで生み出せる お客様目線のつくりかた』著者 販促コンサルタント 岡本達彦
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価格 紙の本           1760円
   電子書籍(amazon kindle) 1408円