少し古い話になります。
NHKが1月7日に放送した「クローズアップ現代」は、大変興味深い内容でした。
この日の番組テーマは、『最近手書きしてますか? 最新研究が明かす”頭を動かす力”』
「手書きは脳を活性化する」。このことが最近の研究で明らかになってきました。
実際にアメリカの小学校で手書きの授業を増やしたところ、国語の学力が大幅に向上したとのことです。
「へえ、手書きが脳を活性化するのなら、私も文章の手書きを始めてみようかな」。
と考えた方もいらっしゃるのでは。
実は私も、このテレビ番組を観て、手書きの書き写しを始めようと思い立ったのです。
手書き書き写しの定番と言えば、2つあります。
1つは『般若心境』
そしてもう1つは朝日新聞のコラム『天声人語』です。
しかし、『般若心境』は難しい漢字ばかりです。
しかも、毎日同じ難しい漢字ばかりの文章を書き写しするとなると、数日もすれば飽きてきそうです……。
一方、『天声人語』は毎日違ったテーマの記事が掲載されています。
毎日手書きの書き写しをするのなら、内容が変化に富んでいるほうが飽きがきません。
それに『天声人語』はプロの執筆者が書いていますので、文章作りのお手本にもなる、と考えたのです。
『天声人語』は、1記事約600字。
手書きをするには、ちょうどいい文量です。
だいたい30分もあれば1記事の書き写しが終わります。
毎日の習慣としても、それほど負担になるものではありません。
1日わずか30分間、手とペンを動かすだけで脳が活性化してくれるのです。
こんないいことはありません。
そう考えて、『天声人語』の書き写しを始めることにしたのです。

