10月に入ってから、あらゆる商品の値上げラッシュが始まりました。
 そんな厳しい環境の中、「値上げをしたら、顧客が離れてしまうのではなだろうか・・・」
と、頭の痛い経営者様に、是非読んで頂きたい本をご紹介します。

この本の説明に入る前に、まずはこの本の表紙を見て下さい。

表紙と帯
裏表紙と帯
カバー裏のそで

 いかがですか。
 ”価格を上げたら顧客が増えた!””豊富な事例”それに「”値上げの作法”って何だろう?」と、この本の表紙を見ただけで興味が湧いてきたのではないですか?

 だから、もう説明はいらないですね・・。

 でも、せっかくですからこの本について簡単に補足説明をいたします。

 この本では、カバーのそでに書かれているように、値上げをしても売れ続けているお店や会社の豊富な事例が紹介されています。 

 では、彼らは、いったい何をしているから値上げをしても売れ続けているのでしょうか。

 彼らに共通していることが2つあります。
 その一つが、お客さんにとって「価値」のあることを伝えて、お客さんを魅了し続けていくことです。販売している商品の価値はもちろん、お店や会社、そして人の価値をしっかりと伝えているからです。
 そしてもう一つが、お客さんとの「良い関係性」をしっかりと育んでいることです。

 

 「価値」と「お客さんとの良い関係性」を築くことが、大切な理由とは?

 この本の著者である小阪裕司氏が言うには、


”顧客との強固なつながりがあれば、そこで価格は消滅。値上げを受け入れてもらえるのはもちろん、より高額な商品も喜んで買ってもらえることになる。”P173より引用

 

「そんな都合の良い事が起こるのだろうか?」と思われるかもしれません。
 この本には、値上げをしても売れ続けている・業績を上げている数々の事例が紹介されています。もちろんその数々の事例は、多くのお店・会社が実際に試行錯誤と実践を重ねて得られた事例です。
 しかも、紹介された事例のお店・会社は、皆さんお仕事を楽しんでおられます。
 その豊富な事例は、BtoC(個人客向け)に限りません。BtoB(事業者向け)の事例も紹介されています。 

 一人で考えても、なかなか良いアイデアというのは浮かんでくるものではありません。
「良いアイデアなんてなかなか出てこないよ・・」と一人で悶々とするぐらいなら、まずは手っ取り早くこの本に紹介されている他人様の事例から学んでみてはいかがですか。 

 この本が、あなたのご商売が更に発展するきっかけになれば幸いです。 

※画像をクリックするとアマゾンのページに移動します。
 価格 紙の本 1023円(税込) 電子書籍(kindle)792円(税込)

 【追伸】

 今回ご紹介した小阪裕司氏には、こんな著作もあります。
 以前、私が紹介した小阪裕司氏の前著『「顧客消滅」時代のマーケティング』の紹介ページです。
 こちらのページも合わせてお読みください。 こちらからどうぞ