もし、あなたがタブレット端末を売らなければいけないとしたら、何を伝えますか?

    

 きっと、若い方やビジネスパーソンに向けて、性能や機能、そして価格をアピールする事を考えるでしょう。

  しかし、” あの人” は違いました。

  その“あの人” とは、テレビ通販で有名なジャパネットたかた創業者の髙田明氏です。  

  では、髙田明氏はタブレット端末をどのように伝えたのでしょうか。

  髙田明氏はタブレット端末を、インターネットには敷居が高いと感じているシニア層に向けて紹介したのです。

  彼はこのように紹介しました。

 「皆さん、いいですか。これ音声だけで簡単にインターネットが出来るんです。ご年配の方も簡単に出来るんですよ。しかも100円! でもまだ電話しないで下さいね。これから詳しい話を始めましょう」

(「・・」の部分は、彼独特のテンションの上がった甲高い声で紹介している姿を想像して欲しい)

  そして、タブレット端末の紹介は、さらに続く。

 「ほら、タブレットに話しかけるだけで旅行先でも簡単に検索できますよ」「こうして簡単に地図が見れますよ」「写真もすぐに撮れますよ」

 女性向けには 「季節の旬の料理のレシピがすぐに出せますよ」「冷蔵庫の中の余った食材からぴったりのレシピが検索できますよ」

 タブレット端末をシニア層に向けてこのように伝えることで、業界の常識を面白いように覆し、シニア層に驚くほど売れたそうです。

  

 髙田氏はこのように言っています。

 『思い込みや勝手な常識で、こういうものは売れない、と決めつけてしまってビジネスチャンスを見逃していることはたくさんあると思います』

 そして、彼の言葉をもう一つ。

 『私はジャパネットたかたのミッションは、商品の先にある「感動」をお伝えし、商品を手にしたお客様に「幸せ」をお届けすることだと考えてきました』

 つまり、スペックや値段よりも大切な『価値を伝える』ことなのです。

 テレビ通販と言うと、あれもこれもとたくさんの特典や限定をつけて、その上さらに非常識と思われるような価格設定をしたりと・・・だから売れるんだと思われがちです。

 しかし、ジャパネットたかたが多くの方に支持されているのは、こういった髙田氏の『価値の伝え方』にあったと言えるのです。

 

 彼が「伝える」ために何を考えて、そして実践してきたのか知りたい方へ。

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